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車庫証明書ですが、正式名称は「自動車保管場所証明書」といいます。車を購入する際に、自分の車を保管する場所を車庫として登録する必要があります。
登録する車は新車だけではなく中古車の場合も必要となります。また購入以外にも、住所や車の持ち主などを変更した際にも申請する必要があります。
申請する場所は警察署なのですが、そもそもなぜ車庫を警察署に申請する必要があるのでしょうか?
車庫証明登場の背景
昔、車庫証明がなかった時は、駐車場が確保できない人は路上駐車が当たり前となっていたそうです。
路上駐車が増えれば、もちろん道が狭まって混みやすくなりますよね。
そうなると救急車やパトカーなどの緊急車両が通れなくなる、なんてことも生じうるわけです。
そのような事態を防ぐために、「自分の車はここに駐車させます、車庫とします」という自動車の保管場所の確保等に関する法律(通称、車庫法)が誕生したのです。
車庫証明を受けないとナンバープレートがもらえない?
でも「車庫は用意するから、面倒な車庫証明なんてやりたくない!」という方、みなさまの中にもいらっしゃるのではないでしょうか。
残念ながら車庫証明なしに車を走らせることはできません。
なぜなら車のナンバープレートをもらうには車庫証明が必要となるからです。
ナンバープレートをもらうために運輸支局で登録手続きを行う必要があるのですが、登録時に車庫証明書を提出しなければなりません。
よって手続的にも車庫証明を取る必要があるのです。