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では今回は車庫証明取得までの流れを説明いたします。簡単な流れだけの説明になりますので、細かい書類の書き方については次回以降の記事で解説いたします。

STEP1:車庫証明の申請書類をもらうには?

車庫証明を申請するには、自動車保管場所証明申請書と保管場所標章交付申請書(以下、二つの申請書のことを「申請書」と呼びます。)が必要となります。車庫のある場所を管轄する警察署にもあるのですが、車を購入された時の販売店でも置いている場合があります。

また最近では都道府県にもよりますが、インターネットから申請書をダウンロードすることもできます。ちなみに東京の場合はインターネットからダウンロードできます。PDF形式あるいはエクセル形式で配布されております。

■保管場所証明申請手続(警視庁)■

STEP2:申請書類を作成し、必要書類を揃える

申請書を手に入れたら、次は申請書の作成とその他の必要書類の入手です。申請書作成とその他必要書類の入手についての解説はここでは長いのでカットしますが、こちらで解説しております(気になる方こちら■車庫証明の申請書作成のポイント■ ■車庫証明のその他必要書類のポイント■)。

ここでは深く立ち入らず、簡単に必要なところだけ押さえておきました。車庫として使用する場所が自分の所有するものか、そうでないかによって必要書類が変わってきますのでご注意ください。

STEP3:申請書その他必要書類の提出

申請書の記入と必要書類が揃えば、いよいよ提出です。場合によっては認印の押し直しを求められる場合もございますので、あらかじめ自身の認印を用意しておきましょう。

申請手数料は約2,000円程度です。ちなみに東京の申請手数料は2,100円です。地域によっては収入証紙で支払う必要があるのですが、東京都は現金で納入します。

受付時間は平日の午前9時頃から午後5時頃まで(地域による差異があります。)ですが、昼休みで窓口を休止にする所もございますので、事前に確認した方がよいでしょう。なお、土・日・休日、年末年始はお休みです。

無事、窓口での受付が終わりましたら、納入通知書兼領収書が交付されます。車庫証明書はその場で交付されないのでご注意ください。後日(申請から3~7日程度)、納入通知書兼領収書を提示して、車庫証明書を受け取りますので、失くさないように気をつけましょう。

STEP4:申請書その他必要書類の提出

最終段階です。車庫証明書を受け取りに再び訪れます。申請時にもらった納入通知書兼領収書を忘れないようにしてください。

この時、標章交付手数料500円を支払う必要がございます。これも地域によっては収入証紙で支払う必要があるのですが、東京なら現金の納付で支払うことになります。

以上のSTEPを踏んで、車庫証明書を手に入れることができます。なお、車庫証明書以外にも、保管場所標章(ステッカー状になってます。)と保管場所標章番号通知書が交付されますので、保管場所標章は車のリアガラスに張り、保管場所標章番号通知書は車検証などと一緒に保管しておくと良いでしょう。

車庫証明は警察署に2回行く必要がございます

今回は車庫証明書取得までのざっくりした流れを説明いたしました。車庫証明を取得するには警察署に2回行く必要があるのですが、少しでも車購入時の費用を抑えたいと思った方は、是非ともチャレンジしてみてください。

では次に、実際の申請書類を書くにあたっての注意点について説明いたします。

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